2/6 妊娠中の食べ物・飲み物の疑問 [妊娠] All About
避けたほうがよい食べ物
Q:
・魚によっては水銀が入っているから食べないほうがよいと書いてある本もあり、食べてはいけないものがわからないです。
・カフェインや化学調味料などの摂りすぎに注意していますが、他にどんなことを気をつければいいのでしょうか?
振動運動は、それは実際に動作しますか?
A:
最近、魚介類からの水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告が出て、厚生労働省からも「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意」が出されました。ただし、魚介類には赤ちゃんにも必要な、DHAなどの必須脂肪酸が豊富に含まれているので、魚介類を摂ることは必要です。そこで、妊娠中期以降はメチル水銀を比較的多く含むマグロやキンメダイなど大型魚や深海魚を控えて、水銀が少なくDHAを豊富に含むサバやイワシなど小魚中心の摂取が望ましいとされています。
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それでも、マグロの刺身であれば1人前を週2回であれば心配ないとされています。また、仮に胎児への影響があるとしても、音を聴いた場合の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れるようになる程度で、将来の社会生活に支障があるような重篤なものではないとされています。
一方、化学調味料や、人工添加物の摂りすぎなどが、良くはないことは常識的にわかるでしょうが、どのくらい摂取すれば、どのような影響が出るということはわかっていません。基本的に、通常の食事であれば神経質になることはないでしょう。
葉酸
Q:
・葉酸などのサプリは妊娠中にとるといいと聞きましたが、本当でしょうか?
・葉酸がいいと聞きますが、薬に頼らず食事で補うことはできますか?
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A:
妊娠中は葉酸を摂るようにとよく言われますが、その主たる理由は、葉酸が赤ちゃんの脳神経の発達と神経管の形成に関係するからです。日本では二分脊椎などの神経管閉鎖障害という病気が1万人に約3人の割合で出るようですが、葉酸の摂取で発症のリスクが低減すると言われていて、妊娠の可能性のある女性は1日0.48mg(2009年に0.4mgから改定)以上を食物かサプリメントで摂ることが勧められています。「妊娠の可能性のある~」というのは、神経管は妊娠7週(2ヶ月)には形成されるので、妊娠がわかってから服用を始めても間に合わない可能性が高いからです。
なお、薬だけでなく、食事だけで補うことはできると思いますが、研究結果として証明はされていません。なお、葉酸はほうれん草、モロヘイヤ、アスパラなどの野菜やわかめや海苔に含まれています。
>> カフェインはどの程度摂ってもいいの?
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